初めての一人旅、初めてのロンドンpart2
1日目、まだまだ続いてました。だらだら続きます。
正直な話をしよう。
スワンナプーム空港に着いた途端、私が思ったこと。
『か、帰りたい……』
いきなりホームシックかよ。
いやでもこんな広い空港に夜、一人ぼっちでいたら家に帰りたくもなるってもんです。
しかもゲート?の前で待ってる人少ないし、日本人もいないし…。飛行機乗ってる間はあちこちで日本語が聞こえてきたから安心してたけどここから本当に一人なんだ、って気付いたら急に寂しくなり…。
このままもし雷雨のせいで飛行機飛ばなかったらトム・ハンクスの【ターミナル】みたいになるのかな…、とかそんな気弱な事を考えたりもした。
乗り継ぎの約3時間、それでもなんとか耐えたよ…。ゲートオープン数分前にいきなり人がワラワラ現れる。
『きみたちいままでどこにいたの???』
なんか自分ももっと空港内を探検すれば良かったのかな?
とにかく飛行機は雷雨もなんのそので定刻通りにテイク・オフ!
そんで乗ったら乗ったで『もう行くしかねぇ!!!』てスイッチ入ったから人間て本当不思議ですよね。
早朝7時すぎにヒースロー空港に無事到着。
『頼む!とにかく入国させてくれ!』の一心で臨んだ入国審査は拍子抜けするほど簡単にクリアー。これぞ人畜無害の人材。
ヒースローからロンドンの中心部へは、ヒースローエクスプレスやヒースローコネクト、または地下鉄ピカデリー線、バス等アクセス色々。どれを使うかは急いでいるかいないかで決めると良いかも?
ホテルがピカデリー線ラッセルスクエア駅付近だったので、地下鉄を選択。料金も他の鉄道に比べるととても安い。(その代わり時間がかかる)
そしてここで事前に購入しておいた【オイスターカード】の出番である!
何事も事前の準備大事ね。
ちなみに私はここから購入。
https://www.visitbritainshop.com/japan/london-visitor-oyster-card/
使い方は、
改札の黄色い部分にタッチ→改札ゲート開く
みたいなかんじ。日本とほぼ一緒。ちなみに降りる時もタッチします。
地下鉄はNYでもたくさん乗ったけど、NYの地下鉄で使うメトロカード、紙がペラペラだからすぐ折れるし、スライドさせるのコツが要るし、しかも同じ駅で使う場合何故か18分も待たなきゃならない謎システムを採用しており…。
そんなワケで地下鉄は断然ロンドンの方が進んでいると感じた。
この勝負(地下鉄対決)もろたで工藤。
地下鉄に乗る事約50分。
way outの表示に従いホテル最寄りのラッセルスクエア駅にようやく到着。
「あ、私、ここ知ってる〜〜!!!」
ひんやりした空気とにおい、降り立った瞬間何故か懐かしい気持ちにさせられる場所…、それがロンドン。
多分同じ気持ちになった人は前前前世くらいででイギリス人だったのかもしれない。
地図を片手にホテルを探す。歩く事約5分。
予約していたホテル【ブルームズベリーパークホテル・シスルアソシエイト】に到着。隣はスタバ。駅前にはウエイトローズという高級スーパー、ホテル付近にはセインズベリーもあってこの辺りは比較的良い立地なのかもしれない。
予約表を握りしめていざ受付へ!
『あの、あの…本日予約していたえびぞうです。これがその予約表です!(スッ)』
『オーケー、見せて。…うん、パーフェクトね!』
キック・アスのクロエ・グレース・モレッツみたいな受付のお姉さん、とてもフランクでso cuteである。
そういえば滞在中、パーフェクト!やラブリー!という単語を良く耳にした気がする。なんてラブリーな国なんだイギリス!
クロエが『もう部屋の準備できてるけどどうする?先に観光する?』って聞いてきたので早速チェックインさせてもらう事に。
リフトで最上階の6階まで上がる。
しかしカードキーには700番代のルームナンバーが記載されており…これは???
とにかく6階で降りる。
この時点でなんかいやな予感がする。(あるある)
『う そ だ ろ ??』
7階、階段でしか登れませんでした。
しかも10段くらいある。泣いた。
まだ比較的軽いとはいえ約一週間分のあれそれが入ったスーツケースは重い。
しかも階段狭いくせに(人、一人分くらい)登りきった所に何故か手前に引くドアがついておりそのまま後ろに転げ落ちるかとおもった。無事でよかった。
とにかくフライトでクタクタだったので、ちよっとだけベッドで休憩。(一回休み)
しかしなんかそのまま安らかな眠りにつきそうだったので近くにある大英博物館へ行く事にする。
€5を寄付して入館。無料でこんなにたくさんの美術品が見られるのだったら毎日通うだろう。
写真は何故か気に入った神様?たち。
そういえばこの期間、葛飾北斎の浮世絵の展示もやっていたようでロンドンでも北斎の人気を改めて実感。(展示は多分もう終了してる)
ぐるぐるまわってお腹もすいてきたし、脚も限界だったのでホテルに戻る事に。
ホテルに着く前にセインズベリーに寄って水とスコーン(巨大)を調達。この水とスコーンのおかげで滞在中飢えを凌げたのでこれらを「命の水、命のスコーン」と呼ぶ事に決める。
シャワー浴びてベッドに横になってたら当然寝るよ。女は一人じゃ眠れない。(7時間爆睡)
しかしこの爆睡の間、誰かに部屋のドアを開けられるという不思議な事件?発生。内鍵のおかげで「…sorry(パタンッ)」って閉められたのだけどあれは一体何だったのか???ホテルの人だったらノックするような???いや、あれは幻だったのか???というか内鍵無かったら入ってくるつもりだったの???
めちゃくちゃ混乱しながらまた寝た。(朝まで爆睡)
こうして長くて短いロンドン初日が終わったのだった…。
だらだら続きます。次からはもっと短くするからゆるして。